【最近はやりの踏切の問題】2022年度第1回淑徳与野中学【算数】の全問解説

2022年度

こんにちは。家庭教師のとしです。

今回は2022年度第1回淑徳与野中学算数】の全問解説をお送り致します。

導入 全体的な印象

2022年度の入試結果こちらから。

2022年度第1回淑徳与野中学【算数】の問題こちらから。

全体的な印象ですが、2021年易しめだったのに対して、2022年度例年通りの難易度に戻ったと感じました。

1番に関しては、⑶で単位換算の問題が出題されました。

2番に関しては、図形の小問集合ですが、⑵の等脚台形の問題が難しいかなと思いました。

3番に関しては、⑵では入試頻出のスイッチの規則性の問題、⑶はここ最近淑徳与野で頻出の会話文がヒントになっている数列の問題でした。

4番に関しては、正六角形の回転に関する問題でした。頻出とは言えませんが、回転の問題では正六角形はよく題材として用いられやすいです。⑴で点線込みで丁寧に作図させていますので、比較的易しめだったのでないかと思われます。

5番に関しては、容器と水量の定番の問題でした。普通容器に関する図が与えられることが多いのですが、今回は全て文章のみの出題でした。「自分で図を書いて、状況整理できる子に来て欲しい」という学校側のメッセージに私は感じました。

6番に関しては、ここ最近出題の多い踏切に関する問題です。

出題歴で申しますと、

2021年度第3回城北中学5番

2020年度第2回中央大学附属中学4番

2017年度青山学院中等部14番

が挙げられます。

詳細は解説動画に譲りますが、とにかく丁寧に状況整理していくに尽きます。

来年以降も出題が増えていきそうな問題ですので、本問を通じて、考え方や整理の仕方をおさえてもらえればと思います。

7番に関しては、

積み上げられた積み木を3方向から見た場合について考えていく問題ですが、時間との兼ね合いもありますが、まずは最低限体積は正解しておきたいです。

表面積に関しては、テキスト等でもよく見かけるタイプではあるのですが、内側にも注目しなければいけないので、拾いもれしてしまったお子様も多いのでないかと思われます。

表面積は拾いもれが出やすいので、丁寧に数え上げる必要があるのですが、その際に、

上下

左右

前後 の6方向

と ④内側 に注目するようにしましょう。

2022年度第1回淑徳与野中学【算数】の解説動画