こんにちは。入試問題簡易解説ということで、前回に引き続き2021年度桜蔭中学の算数、大問2を扱いたいと思います。
問題
(1)アイウ
(1)ア まずは、本問のルールをしっかりつかみましょう。リード文がヒントになっており、
①四すみを取りかえる場合 ②四すみ以外を取りかえる場合 に分けて考えます。
(1)イ アの時と同様に四すみとそれ以外の部分で場合分けしていきます。その時に注意が必要なのが、②四すみ2枚/それ以外1枚 ③四すみ1枚/それ以外2枚 のパターンです。
線対称の対象の軸をイメージし、四すみを固定しながら、それ以外の部分をズラしていくことで、パターンを見つけることができます。骨が折れる作業ですので、大問2はアだけはしっかり解いて、残りは時間との兼ね合いで柔軟に対応した方が良いでしょう。
(1)ウ イ同様に考えていきますが、③四すみ3枚/それ以外1枚 ⑤四すみ2枚/それ以外2枚 に注意が必要です。
(2)エ
(2)エ これまで調べてきたことをまとめると、以下のようになります。パターンを調べる際に対称性を考えたのと同様に、取りかえ方にも対称性があることがわかります。