2022-02

2022年度

出鼻をくじかれそうな1番の⑵ 2022年度桜蔭中学【算数】の全問解説

2022年度桜蔭中学【算数】の過去問解説となります。分量は多いものの、難易度は決して高くない印象を受けました。ところが、1番の⑵は序盤にも関わらず、受験生によっては考え込んでしまい、その後のリズムに影響を与えたのではないかと思いました。本問をスキップし、後半をいかに粘り強く拾えたかが勝敗のポイントでした。
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最後の6番は状況図が威力を発揮! 2022年度女子学院中学【算数】全問解説

2022年度女子学院中学の【算数】の全問解説となります。例年通り分量が多いですが、1・2番は割と解きやすい印象でした。3番以降は手強い問題ばかりで、5番の問題に関しては、容器が複雑で水のたまり方が理解しにくかったです。6番の問題は、一見すると仕事算のようですが、実は速さの問題で、状況図が威力を発揮する問題でした。
2022年度

解き方の暗記では乗り切れない問題 2022年度早稲田実業中学【算数】の簡易解説

2022年度早稲田実業中学の【算数】の簡易解説となります。全体的に昨年度より易化した印象です。2番の⑵は時計算の頻出問題ですが,解き方を暗記していると苦しい内容でした。3番のとりちがえの問題ですが,差集め算(過不足算)のところで扱う内容ですが,しっかり理解していないと解き切るのは難しい内容でした。
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4番の時計算はかなりの難問 2022年度第1回早稲田中学【算数】の簡易解説

2022年度第1回早稲田中学の【算数】の簡易解説となります。昨年度よりも解きやすくなった印象です。中でも、4番の時計算は通常とは異なる時計が使用され、非常に難しく感じました。 時計算は苦手とする受験生が多いですが、針が主役の旅人算であり、針の速さを丁寧に求めることを意識しましょう。
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速さと立体図形の良問が出題 2022年度第1回攻玉社中学【算数】の簡易解説

2022年度第1回攻玉社中学の【算数】の簡易解説となります。1番から2番までは、基礎的な出題で、ミスなく正解したいところでした。3番の速さの問題は、状況図やダイヤグラムを用いて整理すれば、完答も十分可能な問題でした。4番の正八面体を題材とした問題は、⑷⑸は難易度が高いので、⑶まではきっちり正解しておきたいところです。
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1回目に比べ難化 2022年度第2回鷗友学園女子中学【算数】の簡易解説

2022年度第2回鷗友学園女子中学【算数】の簡易解説となります。1回目に比べて難化しました。具体的には、2番のつるかめ算を絡めた売買損益の問題、3番の30°・60°・90°を利用する面積の問題、7番の速さの問題は結局のところ出会いと追いかけの旅人算なのですが、状況把握が難しく、計算量もまずまず多く、厄介な問題でした。
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努力の成果が反映されやすい良問ばかり 2022年度第1回鷗友学園女子中学【算数】の簡易解説

2022年度第1回鷗友学園女子中学の【算数】の簡易解説となります。基礎的な出題が多く、昨年度より易化しました。中でも、5番の面積比の問題は鷗友の定番問題であり、6番の容器と水量の問題は2022年度第1回淑徳与野中学の問題とほぼ同じでした。7番の速さとグラフの問題は、2人の距離に関する定番の問題であり、非常に良問でした。
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速さの問題は典型問題だけれど・・・ 2022年度慶應中等部【算数】の簡易解説

2022年度慶應中等部の【算数】の簡易解説となります。前半の小問集合は典型問題が多く、素早く確実に解きたいところです。4番は立体の切断から、今年度出題が多い断頭四角柱の問題でした。5番の速さの問題は、2人の距離の関係を表す典型問題でありながらも、計算量が多く、時間内に解き切るのは厳しいものでした。
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3番の通過算のグラフの問題は良問 2022年度第1回海城中学【算数】の簡易解説

2022年度第1回海城中学の【算数】の簡易解説となります。昨年度から難易度が下がり、努力が反映されやすい出題に感じました。2番の平行四辺形の面積比の問題、5番の立体の切断の問題は共に典型問題でした。3番の通過算と絡めたグラフの問題は、読み取りが難しいですが、難関校を目指すのであれば是非とも身につけたい良問でした。
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最後の立体の切断はかなりの難問 2022年度第1回豊島岡女子【算数】の簡易解説

2022年度第1回豊島岡女子中学の【算数】の簡易解説となります。昨年度に比べ、難易度が上がったように感じました。具体的には、2番⑷の重心を利用する問題、4番の式が3つ登場する消去算の問題などが挙げられます。特に最後の立体の切断は、切り口が描きにくく、求めるべき立体がイメージしにくい非常に難易度が高い内容でした。