2021年度桜蔭中学【算数/大問1】簡易解説

入試問題簡易解説

こんばんは。入試問題簡易解説ということで、2021年度桜蔭中学の算数を取り上げたいと思います。

分量が多いので、今回から大問ごとに分けて投稿したいと思います。

まずは、大問1から・・・。

問題

(1)

(1)出だしから厄介な計算問題でした。落としたくない問題ですが、差が付く問題だと思います。

(2)①②


(2)①5日で1グループと見て、あとは丁寧に日数を数え上げたいところです。

 ②①同様1/1〜4/1までを丁寧に数え上げ、4月最初の黒となる日付を見つけていきます。そして、次の黒がプラス5されていくことに注意したいです。(誤って、プラス7した受験生もいたかもしれません)

(3)①②③④

(3)①1以外の約数とありますが、1を除くと面倒に感じたので、あえて、【A +1】(②以降も同様です)という欄を作ってみました。2けた&最大とあるので、99から調べていくのが無難でしょう。

(3)②【 B+1】=3 より、約数3個=同じ素数を2回かけたもの とわかります。

〈B〉は1以外の約数の和であるので、以下のように1つ違いの数字のかけ算で表されることがわかるので、37という素数が見つかります。

3)③②よりこちらの方が簡単な感じがしました。約数1が含まれないことに注意が必要です。

(3)④これまでの問題より難しいです。まず、約数の個数【D+1】が4個であることがわかるので、約数が4個になる数字の特徴がわからなければなりません。

具体的には、ア 同じ素数を3回かけたもの 

イ 異なる素数同士をかけたもの

アに関しては、容易に見つかると思います。イに関しては、60までという縛りに注意しながら、丁寧に調べ上げたいところです。